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期首(10個)、入庫(30個)、出庫(15個)ならば期末に残った数、つまり在庫は、10+30-15=25個となります。
在庫計算の際に押さえておく要素は3つ間、在庫計算対象品目、在庫場所一一の3つです。
の「在庫計算期間」とは、在庫計算をする場合の時間の長さことです。
期首がいつで(たとえば4月1日)、期末がいつなのか(たとえば4月30日)ということです。
「在庫対象品目」とは、在庫計算をする在庫とは何なのかの「在庫場所」とは、在庫を置く場所(たとえば○○倉庫)のことです。
在庫計算をするためには、まずこの3つを決めなければいけません。
想定する会社では、在庫計算期間は1日(期首が昨日で期末が今日)、在庫計算対象品目は、X.ア.イ、在庫場所は原材料倉庫、工程、完成品倉庫、サービスパーツ倉庫になります。
在庫の入出庫は通常、在庫対象品目ごとに行ないます。
たとえば、「リンゴが20個入庫して5個出庫すれば、リンゴが15個残っている」という計算になります。
「ミカンが30個入庫して10個出庫すれば、ミカンが20個残っている」わけで、決してリンゴとミカンを一緒にして計算したりしません。
青森のリンゴが40個入庫し、長野のリンゴが50個入庫した場合、「リンゴが90個残っている」とすべきなのでしょうか?それとも「青森のリンゴが40個、長野のリンゴが50個残っている」とすべきなのでしょうか?秋田県、山形県……というように、産地がたくさんある場合はどうすればよいのでしょうか?結論は、どちらも正解です。
どちらでもかまいません。
青森県と長野県の区別をするには、それだけ手間がかかります。
もちろん、そのぶん、正確なデータも得られます。
あまり大ざっぱでも困るし、細かすぎても実務的に煩雑になります。
「どの程度のグループ分けだと実務的に可能で、なおかつよりよいデータが得られるか」というところで対象品目のグループ分け(くくり)を決めるのです。
中古車販売業などは、品目ごとに在庫記録をつけるのではなく、まさに1つ1つの物ごとに在庫記録をつけます。
同じダイヤモンドでも、「ダイヤモンド10個」と計算せず「○○のダイヤ1個、××のダイヤ1個と、1つ1つの有無を管理します。
また薬品製造業のように、同じ在庫対象品目でも製造ロットによって、区分する場合もあります。
在庫管理にあたっては、まず自分の会社はどのくくりで在庫計算を行なうのか決定しなければなりません。
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